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イチロー、松井、野茂など日本人選手の活躍でメジャーリーグ人気が日本でも高まっています。
メジャーリーグと『組織管理』は、一見無縁なものに見えますが、実際は球団のフロントでも現場でも、『組織管理』があるからこそ成り立っている社会なのです。
むしろ、『組織管理』とは切っても切れない関係にあるのがメジャーリーグであり、球団のフロントや現場においても、『組織管理』という言葉は頻繁に使われております。 メジャーリーグの『組織管理』とは、企業が人事を管理するというのと同義といえます。
メジャーリーグでは、球団のフロントと現場が管理されていればいるほど球団は団結し、強い組織になると考えられているのです。 私はメジャーリーグのアメリカンリーグとナショナルリーグの両リーグ、3球団でフロントスタッフとして経験を積んできました。まさに『人事』が商売のもとになっているメジャーリーグでは、非情ともいえる徹底した人事管理が命ともいえます。そして、フィールドで行われる試合は、球団の組織力すべてを集約したものなのです。 |
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◇エンターテインメントとビジネスとショービジネス
―感動は、お金で買わせる ◇メジャーリーグはリピートビジネス ―ギブアウェイでお客を呼び込む ◇消耗品ビジネスで収入を上げる ―スタジアムは小売り店のデパート ◇メジャー流教育ビジネス ―教育はメジャーリーグに学べ |
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◇人が集まれば商売が生まれる
◇スタジアムにATMがある理由 ◇メジャーではロゴも消耗品 ◇スタジアムの外にも金のなる木がある |
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◇メジャーリーグを支える6,000人のマイナー選手たち
◇底辺を広げなければ超一流人間は生まれない ◇本物を育てるには成熟期間が必要 |
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◇メジャーリーグにおける「上に立つ者」の条件
◇組織管理は完全なトップダウン式 ◇連敗の責めはゼネラルマネージャーと監督が行なう |
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1. 敗北のメッセージを受けない
2. ストレスを感じない 3. 自分が思った以上のことを他人にしてあげる 4. キュリアスキッズになる―自己満足しない 5. 収入の4分の1、もしくは3分の1を他人のために使う |